第457話

英語ですが、ここで読めます→http://www.onemanga.com/Naruto/

The usual disclaimer:ネタバレ有りです。読みたい方のみお読み下さい。
以下は原文が英訳されたものを再び私が日本語に訳しているものなので、実際のセリフのとおりではありません。

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西側に警備の薄い場所があるという情報を重吾が鳥から得ます。サスケは香燐に衛兵のチャクラをモニターするように命じます。

香燐はウチも行くのか〜と不満そうですが、今こそお前の能力が必要だとか言われてます。

サスケはゼツにどいつがダンゾウか教えて欲しいからお前もついて来い、と言います。(いや、聞かなくても分かるでしょ。木ノ葉の額宛をしている忍と一緒にいる、火って書かれてる赤い帽子かぶってる奴だよ!やっぱりサスケはアホだ。)

その頃ダンゾウのところには、サイからのメッセージを持ってきた鳥が飛んできます。マスクのおにーさんが何と書かれてあるかきくと、ただの状況報告だ、とダンゾウは言います。(信じてくれたのかな?)

その頃、警備が"最も薄い"西側に到着したサスケたち。薄いとはいえかなりの数の侍がいます。(厳重な警備ですね。)

どこかに隠れて奴らが来るのを待ったほうが楽だったんじゃないか。もう疲れた、と水月は文句言ってます。

香燐は火影の到着が遅れたら何かがあったってすぐ分かって、侍の増援だらけになる。他の影達も襲ってくるかもしれない。だいたいアイツがどんな力を持っているかも知らないし、帰りを待って襲撃するのが一番、と香燐言いますが、サスケに、お前は衛兵のチャクラだけに専念しろ、と言われます。

サスケはゼツに、一番大切なのはどいつがダンゾウかということ。嘘はつかないだろうな、と言います。

ウチはあんたのチャクラを感じることが出来る。嘘をついたらチャクラが乱れるからすぐ分かる。目えつけてるからな、忘れるな、と香燐。

ゼツは単に、ダンゾウはボク達の味方じゃない。嘘はつかないよ、と言います。

その頃、会談の場所へ急ぐ雷影一向にサムイたちが追いつきます。

雷影のお供の一人が、サムイたちを追跡していたものがいたことに気付き、出て来い、木ノ葉の犬たちめ、と怒鳴ります。

そこへザザっと登場する、ナルト、カカシ先生、ヤマト隊長の3人。

サムイを追跡するとはなかなかやるな、とお供の人。

もう1人のお供の人が、右側の奴ははたけカカシですよ、と雷影に報告しますが、雷影も分かってる、と言ってます。(カカシ先生かっけ〜!一種のセレブですね。)

火影の命令で来たのか、と訊く雷影に、カカシ先生はいや、お願いがあって来ました。木ノ葉隠れうずまきナルトがあなたに話したいことがあります。聞いてやってください、と言います。

いきなり失礼だ、とお供は言いますが、雷陰様はナルトにさっさと言いたいことを言え、と言います。

うちはサスケの処刑を中止して欲しい、と言うナルト。

そんなこと言いにここまで来たのか?とオモイ。

無理な願いであることは分かっている、でも尋ねずにいられなかった。。サスケは俺の友達だ。何もせずに殺されるのを見ることは出来ない!それにサスケが木ノ葉と雲の戦争の原因になって欲しくない、とナルト。

何も言わずに雷陰は行くぞ、と立ち去り始めますが、ナルトはひざまづいて、頼む!と言います。もうこれ以上誰かが復讐のために殺されるのはいやだ!サスケは復讐のことしか頭に無かった。復讐に燃えるあまり変わってしまった。以前オレが知っていたサスケじゃなくなってしまったんだ。他の人に同じことが起こって欲しくない。木ノ葉と雲の人たちがお互いを殺しあうなんてことになって欲しくない。だから頼む!

その頃、一人木ノ葉の里に残ったサイ。なんか、回想していますが、これはいつのことなんでしょう?まだ里が破壊されていないところを見ると、少し前の話かな?ま、いつの話か知りませんが、サイはナルトにサクラのことが好きなんだろ、と訊いています。人は好きな人の周りではいつもニコニコ笑うって本で読んだ。君はいつのサクラの周りではニコニコしている。サクラには君の気持ちを伝えたのか?

でもナルトは寂しそうな顔をして、約束を守ることも出来ないオレが言えるわけなんてないだろ、と言います。

それを思い出しながら、サイは、何もせずにじっとしていることなんて出来ない、と言います。(何する気だ、サイ?)

さて、場所はナルトたちのところへ戻ります。わしはサスケを殺す、という雷影。そこで止めるのはお前次第だ。

あなた達が日向の白眼を狙ったときは木ノ葉は報復しなかった、とえらい古い話を持ち出すヤマト隊長。あなた達がしたことが戦争を引き起こすことも出来た、だか我々はそれを防ぐために血の涙を飲んだ。あなたの存在は我々の犠牲にあることを忘れないで下さい。

カカシ先生も、こいつは木ノ葉と雲の両方のためにあなたに懇願している。五影の1人としてのあなたのご意見は?と言います。

雷影は、忍者がそうたやすく他の者に頭を下げるべきではない、と容赦しません。忍者の間に妥協など無い。人間の歴史は戦争の歴史だ。3つの忍者大戦以来、各国、各里はもっとも強い術のために戦った。弱いものは潰される。それが忍者の世界の真実だ。

暁は国際的な犯罪者だ。わしだけでなく、全世界がサスケを追うことになるだろう。お前は自分の友達の安全のために、犯罪者の慈悲を乞っている。忍者の世界ではそんなものは友とは呼ばない。

何をすればいいか良く考えろ。忍者の世界じゃ馬鹿は出世出来ん、と忠告を残して雷影は立ち去ります。(でも後姿はちょっとナルトが言ったことを考えているように見えます。)

う〜ん、これ、ちょっと微妙。ナルトが1人で突っ走ってこういうことするのは納得出来ますが、カカシ先生がついて行って、それもわざわざナルトの話を聞いてやってください、って頼むなんて、カカシ先生もえらく甘くなってしまいましたね。いつも冷静で大人なところが好きなのに!

これ、断然雷陰様に一理あります。自分の大切な人はあんたの大切な人を殺したけど、自分の大切な人は殺して欲しくないから許してやってくれ、ってずいぶん身勝手な話です。復讐の繰り返しを止めたいなら、自分で止めろ、と言うのはもっともです。雷影様、遠慮しないでサスケ殺しちゃっていいっすよ〜!

なんか、最近どうもナルト達のやっていることに共感出来ません。ダンゾウを応援したくなってきた…

さて、さっきじっとしていられないと言っていたサイが何をするかと思えば、サクラのところへ行って、話がある、と言っています。この2人もナルトたちを追うのかな?

その頃、どうやって警備を切り抜けたのか、サスケたちはちゃっかり五影の会談の会場の中にいます。ゼツにアイツがダンゾウだよ、と教えてもらって、サスケは、あいつがダンゾウか、と写輪眼で睨んでます。

さて、五影が全員揃って会談の始まりです。