第444話
英語ですが、ここで読めます→http://www.onemanga.com/Naruto/
The usual disclaimer:ネタバレ有りです。読みたい方のみお読み下さい。
以下は原文が英訳されたものを再び私が日本語に訳しているものなので、実際のセリフのとおりではありません。
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長門の前に現れる仙人モードのナルト。ペインに倒された自来也様とカカシ先生(涙)を思い出しながら、かなり怒ってます。
オレが憎いか、仇が取りたいだろう、と長門。
ナルトはペインが言ったことを思い出します。
–それは憎しみの連鎖になる。俺は憎しみの連鎖を断つために暁を作った。-
次に四代目火影が言ったことを思い出します。
–忍者のシステムがある限り、憎しみがまたペインのような者を作り出す。-
長門が、お前に出来ることはないもない、と言います。答えを出すことすら出来なかったではないか。お前の役目はオレが世界に平和をもたらすことが出来るように犠牲になることだ。それが正しい答えだ。
そう言って、チャクラ棒をナルトに向かって撃ち出します。ナルトは避けようともせず、チャクラ棒が突き刺さります。
これだけ近ければ、俺のチャクラでお前を操ることは簡単だ、と長門。致命傷ではないから心配するな。お前は大事な人柱力だからな。
その時ナルトがぎろっと睨んで、九尾に睨まれたかのように、長門にぞくっと悪寒が走ります。
長門はナルトがわざとチャクラ棒に刺されたことに気付きます。
ここにはお前と話がしたいから来た、とナルト。でもそれ以外にも知りたいことがあったそうです。
それは何かと言うと、長門を目の前にして自分が何を感じるか知りたかったんだそうです。
そして、長門は許せない、と感じたそうです。お前を殺したくて震えている、と。
突き刺さっているチャクラ棒をズボっと取り出すナルトを見て、こんな近くにいるのに長門のチャクラに逆らうことが出来るの、と小南が驚きます。
怒りに燃えて長門に殴りかかるナルトですが、一歩手前でピタッと止まります。
ナルト:エロ仙人は、いつかきっと人々がお互いを理解し合える時が来る、それを信じている、って言ってたってばよ。
ナルト:そのとき俺はちゃんと聞いてなかった。エロ仙人は俺に答えを見つけて欲しいと言った。でも俺はエロ仙人が自分を認めてくれたことだけを喜んでた。
ナルト:でもエロ仙人が言ってたことがやっと分かったってばよ。そんな簡単じゃないって。
長門:それでもお前が俺を許せないことに変わりはない。自来也の理想主義はもう遅い。現実的でない。
長門:お前は俺を倒して世界に平和をもたらすと言ったな。例えそれが自分勝手な敵討ちの言い訳だとしても、それがお前の正義なら構わない。お前は神ではないからな。
長門:だが、現実を見た後でも、自来也のたわごとを信じることが出来るか?
ナルト:お前がエロ仙人の弟子だと知ったとき、お前に訊きたいことがあった。お前があの人の弟子なら、何故そんな風になったんだ?俺はお前のことは何も知らない。答えを出す前にお前の話が聞きたい。
いいだろう、話してやろう、と長門。小南は時間の無駄だと言いますが、長門はナルトの答えが聞きたいと言います。
俺の痛みの源は二つある、と長門は話を始めます。1つは両親の死。雨隠れの里が2大国の戦場にされたときの話。
長門一家が隠れているところに、2人の木ノ葉の里の忍が長門の家に忍び込みます。2人は家は留守だと思っているようです。4日も何も食べていなかったらしく、食べ物をあさりに来たらしいです。
今のうちに逃げよう、と長門一家はそっと家を出ようとしますが、長門がうっかり物音を立ててしまって、侵入者に気付かれてしまいます。
誰だ、と木ノ葉の2人が見に来たところを長門のお父さんは家族を守ろうと飛び掛っていきます。
木ノ葉の二人は敵襲だと思って、長門のお父さんとお母さんを殺してしまいます。
続いて長門も倒そうとしますが、子供だと気付き、今倒した2人も一般市民で敵ではなかったことに気付きます。悪かった、と謝りますが、もちろん謝ってすむものではないです。怒りに狂った長門が輪廻眼を見開いて、わぁぁっと2人に襲い掛かるところで今週はおしまい。
って、両親が殺されたのは、木ノ葉の里の忍が2人が敵だと勘違いしたからじゃん。別に悪意で殺したわけではないのに、長門は自分の思い込みで木ノ葉の里をここまで潰してしまったってこと?
なんか長門がかわいそうとは全く思えないんですが。逆恨みもいいとこじゃん、これ。